概算要求が膨張、102兆円後半 当初予算で初の大台か

 2019年度予算の概算要求の内容を照合する財務省と農水省の担当者=31日午後、財務省

 財務省は31日、各省庁からの2019年度予算の概算要求を締め切った。基本的な経費を扱う一般会計の要求総額は過去最大の102兆円台後半に膨張。医療などの社会保障や防衛費が最高額になったほか、借金返済に回す国債費が全体を押し上げた。歳出抑制額の目安を設けないなど肥大化の歯止めを欠き、12月の編成後には当初予算で初めて100兆円の大台に乗る可能性が高まった。

 編成過程で、19年10月の消費税増税に伴う景気対策費を上積みすることも拡大要因になる。来夏に参院選を控えた与党の歳出圧力は強く、暮らしに必要な経費を賄い、財政健全化にも配慮するやりくりは険しそうだ。

共同通信社 2018年8月31日 無断転載禁止