江津高 学校改革のシンボルに 「だっぴー」ねぶた披露

江津高校の創立60周年を記念して考案されたキャラクター「だっぴー」の巨大なねぶたを見上げる生徒
 江津高校(島根県江津市都野津町、生徒数201人)が創立60周年に合わせ、学校改革へのシンボルとしてマスコットキャラクター「だっぴー」をつくった。30、31の両日に開いた学園祭では、機運を盛り上げるため、生徒たちが制作したキャラクターのねぶたを披露した。

 少子化で生徒数が減少するなど、学校を取り巻く環境が厳しさを増す中、節目に生徒、教員の意識改革を進めて「脱皮」を図ろうと、生徒からキャラクターを公募。応募3点の中から、生徒の投票で3年の横山菜々美さん(18)が考案した図柄を選んだ。

 だっぴーは両耳を石州瓦で表現し、首もとに日本海をイメージした青色のマフラーを巻いている。胴体には、学校近くにある星高山を連想させる星形のマークをあしらった。

 ねぶたは、生徒たちが7月下旬から約1カ月間かけて完成させた。木製の骨組みに針金を巻いて膨らみをもたせ、大小約1千枚の白い和紙で覆っている。ポリテクカレッジ島根(同市二宮町)などの協力を得て、高さ約3.3メートル、幅約2メートルの巨大な立体形に仕上げ、内部の電球で照らし出す仕組みにしている。

 宮島忠史校長は「学校は、人間で言えば60年の還暦を迎えた。厳しい状況だが、生徒が協力して一つの物をつくることで求心力を生みだし、改革の機運を盛り上げたい」と話した。ねぶたは、9月にある学校の行事や地域のイベントでも披露する。

2018年9月1日 無断転載禁止