安来・加納美術館 佐々木恵未展 神館長、思い出や作品紹介

神英雄館長(右端)らによるギャラリートークに耳を傾ける参加者
 江津市の童画家、佐々木恵未さん(1955~2014年)の作品を一堂に集めた特別展「童画家 佐々木恵未 しあわせ色の風」が開かれている島根県安来市広瀬町布部の市加納美術館で2日、ギャラリートークがあった。神英雄館長(63)と、恵未童画館(江津市嘉久志町)の本藤和恵さん(59)が佐々木さんの思い出や作品について語った。

 多数の人物や動物を描いた現代童画会賞受賞作品「アブラカタブラ」(1979年)を前に、神館長は「絵の中の生きとし生けるものすべてが主人公。平和な作品で佐々木さんの最高傑作だ」と力を込めた。

 未完の遺作となった大元神楽を題材にした絵本のラフ画について、本藤さんは「生前、この絵本をどうしても仕上げたいと言っていた。かわいらしい絵本になっただろう。残念だ」と佐々木さんをしのんだ。

 特別展は同美術館と山陰中央新報社の主催で17日まで。火曜休館。

2018年9月3日 無断転載禁止