「大山公認ガイド養成」誤算続き 鳥取県が事業実施を断念

6月3日の山開きの日、大山の主峰の一つの弥山から、資格を保有しないガイド(右)の案内で下山する登山客ら
 鳥取県が本年度、計画した「大山公認ガイド」養成事業の実施を断念した。日本山岳ガイド協会(東京都)の公認資格を取得した上で大山町教委主催の「大山検定」をパスすれば、公認ガイドになれる専門性の高い資格。ガイド経験者を対象としたが、県の周知の不徹底で事前説明会では多くの初心者が集まり、実務を委ねた団体も負担を理由に業務から手を引くなど混乱が続き、頓挫した。

 大山エリアで活動するガイドのうち、日本山岳ガイド協会の公認資格の保持者は2人。近年、旅行会社から登山客のガイドは資格保有者を希望するケースが増えていた上、今年は大山開山1300年の節目で、8月に山の日記念全国大会も大山町などであった。事業はこの機をとらまえ、ガイド資格保有者を増やし資質向上を目的に県が発案した。事業費は200万円。

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2018年9月6日 無断転載禁止