列車急停止 高台に乗客避難 JRが大地震想定し訓練 浜田

列車から避難する訓練参加者ら
 JR西日本浜田鉄道部(浜田市浅井町)がこのほど、山陰海岸沖での大地震を想定した避難訓練を浜田市西村町の折居駅周辺で実施した。実際に列車を急停止させ、乗客役の住民らが緊張感を持ち、高台に避難した。

 東日本大震災の津波被害を教訓に年1回実施し、今年で4回目となる。大麻地区の住民、警察や同市の担当者ら計50人が参加した。

 参加者らは折居駅から列車に乗車。発車直後に地震が発生し、大津波警報が発令されたと想定して訓練を進めた。

 列車が急停止すると、運転士が乗客に状況を説明。駆け付けた浜田署員らと協力して扉の下部にはしごをかけ、乗客は約600メートル先の高台にある神社の敷地まで避難した。訓練には、同市内の水産加工場で働くベトナム人の技能実習生2人も参加し、署員がベトナム語のボードを示し、状況を説明した。

 訓練に参加した同市折居町の新田康子さん(80)は「海に近い場所で暮らしているので、訓練に参加するのは大事だと思った」と話した。

2018年9月6日 無断転載禁止