Yプロ演劇スクール生 稽古に励む 松江で記念公演へ

公演を控え、稽古に励むメンバー
 第1回しまね演劇コンクールで大賞に輝いた劇団「Yプロ演劇スクール」が9日、島根県民会館(松江市殿町)で受賞記念公演を行う。身近な曲に合わせて小中学生と高校生が絆をテーマにした音楽劇を披露する。メンバーは本番に向けて、熱のこもった稽古に励んでいる。

 Yプロ演劇スクールは松江市を拠点に活動し、小学5年生から高校3年生まで9人が在籍する。2月に松江市内であったコンクールで、出場6団体の中から観客投票で大賞を射止めた。

 公演する音楽劇「トラップ一家物語」は、1937年のオーストリアが舞台。トラップ少佐のもとに、修道女見習いのマリアが家庭教師にやってくる。病気で母を亡くし、最初は彼女に反発した少佐の子どもたち7人が、マリアの明るく優しい人間性に引かれ、受け入れる様子を歌と踊りを交えて表現する。

 メンバーは松江市内のスタジオで週2回、約4時間の練習を重ねている。個々の動きを確認しながら、表情や声だけでなく、決めポーズの際の指先や手の形にまでこだわり、演技力を磨いている。

 マリアを演じる松徳学院高校3年の田中梨智さん(17)は、さまざまな工夫を重ねて表現力を磨いているとし「みんなと元気いっぱいに歌う姿や、家族の愛や温かさを感じてほしい」と来場を呼び掛けた。

 午後2時開演。入場料は一般千円。高校生以下は無料だが、整理券が必要。問い合わせ先は劇団Yプロジェクト、電話090(8065)1325。

2018年9月7日 無断転載禁止