秋こだわりのスイカ 「倉吉抑制極実西瓜」出荷

農家が持ち込みベルトコンベヤーで運ばれる倉吉抑制極実西瓜
 鳥取県の倉吉市産で秋作のこだわりスイカ「倉吉抑制極実(ごくみ)西瓜(すいか)」の出荷式が7日、同市下福田のJA鳥取中央倉吉西瓜選果場であり、関係者が夏作の市産スイカと合わせ販売額10億円の達成を願った。20日ごろまで首都圏を中心に104トンを出荷し販売額2300万円を計画する。

 春に作付けする夏作の一般的なスイカは、春に多い病気を防ぐため、かんぴょうの台木にスイカを接いで作る。倉吉抑制極実西瓜は夏に作付けするため台木がなくてもよく、種から育て、スイカ本来の食味と食感が特徴。

 今年はともに昨年より増えた生産者23人が2.8ヘクタールで栽培。3日に出荷を始めており出荷量は昨年比18.2%増の104トン、販売額は31.5%増の2300万円を見込む。

 市産の夏作のスイカは今年、豪雨などの影響で小玉傾向だったが高単価に支えられ計画に近い9億7千万円を売り上げた。倉吉抑制極実西瓜は高温に恵まれ大玉傾向で、査定会での平均糖度は11.3度と上々。

 同JA倉吉西瓜生産部の長田重博部長(62)は「スイカは種から育てるのが本来の姿。スイカそのものの味を楽しんでほしい」と胸を張った。

2018年9月8日 無断転載禁止