米子高専生のギネス世界記録挑戦第2弾 5メートルのきりたんぽ

米子がいな祭の前夜祭で、焼き上げたきりたんぽを手に持つメンバー
 ギネス認定の「ちくわの世界最長記録」を持つ米子工業高等専門学校(鳥取県米子市彦名町)の学生グループが11月、秋田の伝統食品・きりたんぽの長さでギネスの世界記録を目指し、秋田県内で作り方を学ぶなど準備を進めている。7月下旬の米子がいな祭ではきりたんぽ鍋を無料配布。記録を狙いつつ郷土料理の知名度アップにも貢献している。

 昨年2月に40.3メートルのちくわを焼き上げ、世界最長記録を打ち出した同校物質工学科の谷藤尚貴准教授(46)の研究グループが、穴の開いた食品という共通点からきりたんぽに注目。秋田工業高等専門学校(秋田市)の学生と一緒に秋田県内で記録に挑む。目標は秋田県の県番号にちなみ5メートル。

 挑戦に向け7月中旬、きりたんぽの発祥地とされる秋田県大館市を訪れ「陽気な母さんの店」(石垣一子代表)で、きりたんぽの作り方を本格的に学んだ。これまで独学で材料のコメをすりつぶしていたが「空気の逃げ道をつくるように」とのアドバイスで大きめにすりつぶすことや、「しょうゆは色付け程度」と教わり、本場の味に触れた。工場見学もした。

 米子がいな祭前夜祭では県の予算25万円できりたんぽ鍋を無料で振る舞った。きりたんぽや同校の活動を紹介し大盛況だった。10月中旬に再度、秋田県を訪れ秋田高専生と練習をする。

 陽気な母さんの店で記録に挑戦。県予算82万円を活用し、足りない部分はクラウドファンディング(CF)で補う。CFは15日までに開始し、目標金額100万円で45日間実施。返礼品は学生手作りのマグカップやTシャツなど。ギネスワールドレコ-ズ社(本社・英国)に特別に許可を得た、名前入りの公式認定証や、きりたんぽ鍋セットも検討中だ。

 リーダーの物質工学科5年中島邑杜さん(20)は「全国から注目される活動にして、お世話になった方々や地域に還元したい」と意気込んでいる。

2018年9月12日 無断転載禁止