愛用した茶せんに感謝 裏千家石見支部 浜田・観音寺で供養と茶会

茶せんをたき上げて供養する、茶道愛好家ら
 風流を運ぶ茶道具に感謝しようと、浜田市真光町の観音寺で16日、茶道裏千家淡交会石見支部(竹内宗光幹事長)による茶せん供養と茶会があった。愛好家らが大切に使った茶せんに手を合わせながら、境内でたき上げた。

 十数年ぶりとなる供養には、同支部や他流派の愛好家、市民ら約200人が参加し、200本近い茶せんが集まった。冒頭、花吉道久住職が「心と体にもてなしを行き渡らせた、茶せんに感謝の気持ちを持とう」と話し、全員で般若心経を唱えた。

 参加者らは集まった茶せんをかめの中でたいた火にくべて、両手を合わせて労をねぎらった。

 同支部会員で同市三隅町西河内の河上宗弘さん(70)は「茶せんには愛着があり、会員の誰もが捨てられない。いい機会となった」と話した。

 供養の後は観音寺の座敷で4種類の茶席が設けられ、同支部会員のお点前を楽しんだ。

2018年9月17日 無断転載禁止