趣向凝らした作品完成 大田三中生が焼き物 窯出し

窯から作品を取り出す生徒たち
 大田市水上町の大田第三中学校で20日、校内にある登り窯を使って生徒が制作を進めていた陶芸作品の窯出しがあった。皿、おわん、カップなど趣向を凝らした作品が完成し、生徒たちは窯から取り出すと早速、互いに出来栄えを確かめ合った。作品は10月27日に同校である文化祭などで展示する。

 古くから窯業が盛んな地域の特色を生かし、ものづくりの楽しさを感じる機会として毎年実施している同校の伝統行事。今回は全校生徒23人や近くの保育園児、さらに国際交流事業の一環で来校したパラオ共和国とミクロネシア連邦の子どもらが、食器など計350点を手掛けた。

 これまで、7月に素焼きと釉薬(ゆうやく)塗りをして、8月には3年生が泊まり込みで本焼きを行い、準備を進めてきた。地元の瓦製造販売業「シバオ」の芝尾金男会長が指導役を担った。窯出しでは、生徒たちが登り窯をふさいでいたれんがを取り除いた後、中に入って作品を一つずつ慎重に取り出した。

 2年の大中結衣さん(13)は「やはり作品づくりは難しいと思った。来年こそはもっとうまく完成させたい」と話した。

2018年9月21日 無断転載禁止