世界平和への祈り込め 浜田護国神社で書奉納

平和への願いを込めて揮毫する佐々木龍雲会長(手前)
 平和を題材にした書の奉納揮毫(きごう)が21日、島根県浜田市殿町の浜田護国神社であった。国連の定める「国際平和デー」に合わせた催しで、県内の書道家が、世界平和への祈りを込めた言葉を巧みな筆使いで書き上げた。奉納された3点は年末まで、同神社で一般公開する。

 「和」をテーマにしたイベントを世界各国で開く任意団体「和プロジェクトTAISHI(たいし)」(名古屋市、宮本辰彦代表)が昨年から、全国に47社ある護国神社と広島市の平和記念公園で活動を展開。地元の書道家らが平和にまつわる書を奉納する。

 浜田護国神社では、県内の書道家でつくる五風会の佐々木龍雲会長(73)と戸津川政世理事長(54)がそれぞれ、幅1メートル、長さ1.75メートルと、幅70センチ、長さ1.4メートルの石州半紙に揮毫。佐々木会長が「以和為貴」(和を以て貴しと為す)、戸津川理事長が「平和」と力強く書き上げると、観覧した同会の会員や市民らから大きな拍手が起こった。

 太平洋戦争末期の硫黄島で祖父を亡くした戸津川理事長は「平和への願いを込めた。感無量だ」と話した。

 同会の森須園顧問(94)も「和」と書いた色紙を奉納した。

2018年9月21日 無断転載禁止