石見空港 羽田便利用の3組 滑走路背景に結婚記念撮影

滑走路で結婚式の前撮り撮影に臨む成沢廉さんと摩耶さん
 萩・石見空港(島根県益田市内田町)の羽田便利用者を対象にした結婚式、結婚記念日の記念撮影会が23日、同空港であり、東京や愛知の3組がタキシードやウエディングドレス姿で、普段は立ち入れない2千メートルの滑走路をバックにカメラに納まり、思い出をつくった。

 個人客の空港利用拡大を狙い、県が初めて企画。8~9月に募集し、首都圏や県内の37人が今月17日以降、撮影した。

 最終日のこの日は、挙式を11月に控え、前撮りに臨む東京都港区の会社員成沢廉さん(26)と妻摩耶さん(29)、摩耶さんの両親で愛知県豊田市の会社員塚本独(ひとり)さん(58)と妻富久子さん(60)、富久子さんの兄で東京都杉並区の会社経営野村譲治さん(67)と妻友子さん(64)=益田市出身=の3組が参加した。

 9月の東京県人会に出席した野村さん夫婦が滑走路撮影の話を聞き、めいの摩耶さんに話したところ「参加したい」と即決。23日が結婚記念日の塚本さん夫婦と、ウエディングドレスが着たいという友子さんの要望で、野村さん夫婦も参加を決めた。

 車で滑走路の中央付近に到着した3組は、カメラマンの指示に従い、広大な風景の中で撮影に臨んだ。摩耶さんは「母のウエディングドレス姿が見られるとは思わなかった。自分たちもよい記念になった。結婚生活は安定飛行でいきたい」と笑みを浮かべ、富久子さんは「還暦のよい思い出になった」と喜んだ。

 県の担当者は、ニーズが多ければ再び実施したいとしている。

2018年9月24日 無断転載禁止