日本犬103匹 資質競う 益田で展覧会 嘉村さん(出雲)最高賞

姿勢などをチェックする審査員(右)
 日本犬保存会島根支部(柳尾敦男支部長、110人)主催の日本犬展覧会が23日、益田市乙吉町の益田運動公園駐車場であり、県内外の愛犬家が育てた103匹が資質を競った。壮犬・成犬から選ぶ最高賞の同保存会本部賞(4点)に、県関係では嘉村義親さん(出雲市)の中型雌成犬「昭雲女」が入った。

 種の保存と会員相互の研さんを狙いに毎年春と秋の2回開き、今回で100回目となる。県内をはじめ岡山、広島、愛媛各県などから約200人が参加した。

 審査は、日本犬の特徴である野性味や素朴さがポイント。小型の雄、雌、中型の雄、雌に分かれ、幼犬、若犬、壮犬、成犬などの部門ごとに保存会本部派遣の審査員がチェックし、本部賞4点のほか、小型と中型それぞれの若犬最高賞を選んだ。

 このほか、保存会が柴犬の先祖とする石州犬の雄「石(いし)」が戦前、益田市美都町で飼われていたことを柳尾支部長(80)=益田市向横田町=と共に調査して突き止めた市民団体「石州犬研究室」主宰の河部真弓さん(60)=江津市桜江町川戸=が「柴犬のルーツは益田にある」と紹介した。

 柳尾支部長は「主人に従順で、病気に強く、賢い日本犬の良さを多くの人に知ってほしい」と話した。

2018年9月24日 無断転載禁止