機器代は無料と言われて契約したが… 解約料なし 取り消し可能も

 【相談】

 2カ月前、旅行中にショッピングセンターを歩いていたら呼び止められ、「Wi-Fiルーターとタブレットが今なら無料」と言われ、連れて行かれたコーナーにある机で通信契約をした。しかし、説明とは違い、つながりにくいので解約を申し出たところ、端末の残代金約10万円、解約料1万円を請求された。払わないといけないのだろうか。

 【アドバイス】

 相談者は、「今はキャンペーン中なので、特別にルーターとタブレットを無料で提供している」と言われたので契約したとのことです。

 契約書を確認すると、通信料月額約4千円、商品代金として月額2800円(ルーター代約6万円、タブレット機器代約4万円が3年間の分割払い)とあり、通信料に割引があるため、合わせて月額約6千円を払う契約になっていました。

 2カ月以上経過していることもあり、通常このような契約を解約する場合は、ルーターとタブレットの残代金と、解約料を払うことになります。ただ相談者は「商品代金が無料と言われていたので契約した。有料なら契約しなかった」と事実と違う説明を、信じて契約したと強く主張しています。

 消費者契約法では重要事項について不実告知(事実と違う説明)があり、誤認して契約した場合は契約の取り消しを主張できます。その旨を文書で通知し、センターからも交渉した結果、今回の契約は取り消しができ、支払った分割代金は返金され、解約料なしで解決ができました。

 「無料」と言われても、即日の契約は避け、契約内容をよく確認しましょう。

 なお、呼び止められ勧誘された契約は訪問販売にあたるとの判断から、8日以内であれば、クーリングオフができる場合があります。

 …………………………

 消費者ホットライン=電話188(泣き寝入りはいやや!) お近くの消費生活センターなどにつながります。

■島根県消費者センター 

 電話0852(32)5916

■同石見地区相談室 

 電話0856(23)3657

2018年10月4日 無断転載禁止