福井国体 井上(鳥取)完璧なレース 少男B100優勝

【陸上少年男子B100メートル決勝】11秒10で優勝した鳥取の井上瑞葵(鳥取中央育英高、中央)=福井県営陸上競技場
 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」第8日は6日、17競技があり、陸上少年男子B100メートルで井上瑞葵(鳥取・鳥取中央育英高)が11秒10で優勝を果たした。カヌー成年女子ワイルドウオーター・カヤックシングルスプリントでは、福本かな子(鳥取・皆生養護学校教)が4連覇を達成した。

(1面参照) カヌー成年女子スラロームで、カヤックシングル(25ゲート)の遠藤絵里子(鳥取・みのぶ観光センター)が4位、カナディアンシングル(25ゲート)の福馬つばさ(同・早大)が5位に入った。陸上少年男子共通800メートルの中井啓太(同・鳥取城北高)は7位だった。

 山岳成年男子リードの鳥取が決勝進出を決め、なぎなた成年試合の島根は3回戦に進んだ。ホッケー少年男子の鳥取は準々決勝で敗れた。

 第9日は7日、陸上、なぎなたなど15競技がある。

スタート成功し加速

 完璧なレース展開だった。高校1年と中学3年が競う陸上少年男子B100メートルで、井上瑞葵(鳥取・鳥取中央育英高)が11秒10で優勝。得意のスタートで飛び出してそのまま逃げ切り「素直にうれしい。大きな自信がついた」と喜んだ。

 この日は予選、準々決勝と力強い走りを見せた。準決勝は、向かい風3・9メートルの中でも10秒85をマーク。自身も「調子が上がってきた」と実感できる快走だった。

 「絶対に1位を取る」と強い決意で臨んだ決勝。フライングで失格になる選手が出て緊張が増す中でも、得意のスタートを成功させた。「他の選手が目に入らなかった」と中盤にしっかり加速し、トップを譲らなかった。

 初めて臨んだ今夏のインターハイで予選落ちして自信を失った時期もあったが、集中して練習に取り組み、国体の優勝で自信を取り戻した。「結果が欲しかった。早く次の試合がしたい」と前を見据えた。

2018年10月7日 無断転載禁止