福井国体 なぎなた島根成年 充実の3位

【なぎなた成年試合3位決定戦・島根―熊本】積極的に攻める島根の釜屋寛子(左)=鯖江市総合体育館
 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」第9日は7日、15競技があり、なぎなた成年試合で島根が3位に入った。トライアスロン成年男子は小原北斗(鳥取・流通経大)が2位、岩本敏(同)が7位だった。

 山岳(スポーツクライミング)成年男子リードの鳥取は6位入賞。アーチェリー少年女子団体の鳥取は準決勝で敗れ、3位決定戦へ進んだ。陸上は成年男子400メートルで池田弘佑(鳥取・鳥取大)が決勝に進出。成年少年女子共通400メートルリレー予選で鳥取が、1994年国体での島根の記録を塗り替える山陰新の46秒34で、準決勝に駒を進めた。

 8日の第10日は陸上やアーチェリー、柔道など12競技がある。

強く美しく1本狙う

 強く、美しく、1本を狙うなぎなたを貫いた。なぎなた成年試合で島根が3位入賞。5月の都道府県対抗大会に続く日本一には届かなかったが、大将・安喰愛(島根県体育協会)が「島根の力は示せた」と納得の表情を浮かべれば、先鋒・釜屋寛子(島根県農業協同組合)も「意味のある3位だ」と喜んだ。

 ハイライトは、3連覇中で、2年連続で敗れている和歌山との準々決勝。中堅・井上美代(出雲北陵中高教)が持ち前の勝負強さを発揮した。

 釜屋が敗れ、後がない中「安喰先輩につなげば勝てると信じている」と井上。開始わずか10秒で得意の飛び込み面を鮮やかに決め、冷静な試合運びで流れを引き戻すと、安喰が判定勝ちで続いた。

 準決勝は優勝した試合巧者の大阪に、3人とも延長の末、判定負け。接近戦の離れ際に手数を出されたのが響いた。

 大学生を含む6人で代表入りを競った今年は、2011、12年に連覇した30代前半の3人が選ばれ、3位決定戦で熊本に勝つまで常に1本を目指す意識で結果を残した。

 一方で悔しい思いをしたのは出られなかった大学生で、「この結果が若い選手の刺激になれば」と安喰。県内の競争が激しくなるほど、頂は近くなる。

2018年10月9日 無断転載禁止