パラスポーツで笑顔の輪 障害者理解深める 邑南

シッティングバレーボールを楽しむ参加者
 障害者スポーツへの理解を深める体験交流会が20日、邑南町淀原の町健康センター元気館であった。2020年東京パラリンピックでフィンランドのゴールボールチームの事前合宿地に決まった同町で、障害者理解の醸成を図るのが目的。町民ら約70人が参加し、ゴールボールなど5競技で楽しく汗をかいた。

 町スポーツ推進委員協議会が初めて開き、パラリンピック正式種目のボッチャ、シッティングバレーボール、ゴールボールに加え、誰でも楽しむことができる風船バレー、ラダーゲッターの計5競技を用意した。

 参加者は3競技を選び、同委員からルールを教わった。床に尻の一部をつけたまま行うシッティングバレーボールでは、通常のルールを変更し、チームの人数を6人から9人に増やして対戦。それでも、上半身だけでボールを追うのは難しく、参加者は体を精いっぱい伸ばして、ボールを拾おうとした。

 同協議会のメンバーは町外で研修を受け、今回の交流会を開いており、種克也さん(65)は「参加者の人たちには、地域や集落に帰ってから競技を広めてほしい」と願った。

 共催した同町は、思いやりや助け合いの心を知ってもらうことで、障害者支援のボランティア育成にもつなげたい考えだ。

2018年10月21日 無断転載禁止