窯出し即売 器ずらり 大田・温泉津「やきもの祭り」

西日本最大級の登り窯をバックに焼き物の品定めをする来場者
 古くから陶器の産地として発展した大田市温泉津町恒例の「秋のやきもの祭り」が20、21の両日、同町温泉津の「温泉津やきものの里」であった。訪れた陶芸愛好家らは長さ約20メートルを誇る西日本最大級の登り窯などで焼かれた作品を熱心に買い求めた。

 地元の三つの窯元が共同で登り窯を使って焼いた新作の窯出しと即売会にはおわんや皿、花器、湯飲み、マグカップなどが並んだ。朝から大勢の人たちが詰めかけ、手に取ってゆっくりと品定め。ガイドの解説を聞きながら窯元を巡り歩く見学ツアーや陶芸体験のワークショップもあった。

 出雲市荻杼町の教員、三島由紀子さん(56)は「登り窯からの作品の窯出しの様子を今回初めて見ることができて感激した」と笑顔で話した。

 祭りはNPO法人石見ものづくり工房(大田市温泉津町温泉津)などが主催。1990年の登り窯の修復を記念し、毎年春と秋に開いている。

2018年10月22日 無断転載禁止