益田・秦博士に思いはせ 記念館前で菊花展 26日から

菊の出来栄えを確かめる住民ら
 益田市美都町出身の医学博士・秦佐八郎(1873~1938年)が菊を愛したことにちなんだ恒例の菊花展が26日、同町都茂の秦佐八郎記念館前で始まる。25日には、出品する菊を栽培した地元の中学生や住民らが出来栄えを確かめるとともに、没後80年になる秦博士の生涯に思いをはせた。菊花展は5日まで。

 今回は都茂中学校の全校生徒28人が初めて「大菊3本仕立て」に挑戦。大輪の花が会場を彩るほか、園児や小学生のつくった小ぶりの菊の花が集まった作品など計100鉢が並ぶ。

 この日、秦佐八郎博士顕彰委員会の小川美智子さん(63)らが、訪れた生徒に「博士は菊をめでて、研究の安らぎにしていた」などと関わりを伝えた。

 同校1年の若杉美生さん(12)は「きれいな菊が咲いたと思う」と笑顔。共に栽培した菊美会の永本恵子代表(66)は「80周年の節目に新たな思いで育てた。子どもたちとも活動ができてうれしかった」と話した。

2018年10月26日 無断転載禁止