町民が先生 多彩な講座 津和野高生 芸術やギター学ぶ

窓ガラスに自由に絵を描く生徒
 津和野高校(津和野町後田)の生徒が町民を講師に、興味のある分野を選んで受講するゼミ学習がこのほど、同校や近くの津和野公民館などであった。「芸術」や「ロックミュージック」「韓国語」など8コースで、多彩な分野で活動する地域の大人たちから手ほどきを受けた。

 学習は、地域資源や住民の魅力に触れることを目的に、同校が2018年度に1、2年生を対象に始めた。この日は2年生72人が参加した。

 芸術部門では、園児や児童を対象に造形や絵画などの芸術活動に取り組む町教育委員会の小澤まゆかさん(36)を講師に招き、同公民館の窓ガラスをキャンバスにした絵画制作に挑戦。「自分が表現したいことを自由に」と助言を受け、津和野の白壁やコイ、虹や翼など思い思いの絵をクレヨンで描いた。

 他にも、定期的に地域のライブに出演する住民によるギター講座や、パティシエの資格を持つ住民によるお菓子作り教室など多彩な講座があり、生徒が関心を向上させていた。

 絵画制作に取り組んだ大石薫文さん(16)は「新境地へ飛び立つイメージで翼を描いた。みんな独自の世界観で描いていてすごいと思った」と話した。

2018年10月31日 無断転載禁止