浜田・岡見小児童 山城跡で学習会

普源田砦跡で見つかった柱の跡を見学する児童たち
 浜田市三隅町岡見にある戦国時代の山城跡・普源田(ふげんだ)砦跡で31日、地元の岡見小学校児童を招いた学習会があった。児童らは県内の山城跡で初めて見つかった竪穴建物跡など遺跡の特徴を県埋蔵文化財調査センター職員から教わり、地域に残る歴史への興味を深めた。

 標高65メートルの山頂(約6900平方メートル)に広がる山城跡は、15~16世紀ごろ周辺の有力武将だった三隅氏の配下が守っていたとされる。山陰自動車道三隅益田道路の予定ルート上にあり、同センターが発掘調査を進めている。

 同校の5~6年生12人は急な足場を登り、曲輪(くるわ)や大規模に掘り下げた堀切など、坂下から攻め入る敵に対する防衛線を見学。直径1メートルの柱穴が四方にある建物跡や、1543年の年号が確認されたすずりなど出土品にも見入り、同センターの東森晋さん(46)から「かなりしっかりした建物で、建て替えた跡もある」と説明を受けた。

 5年の植野真君(11)は「たくさんの柱の跡があり、昔の人の暮らしが分かった」と話した。

2018年11月1日 無断転載禁止