ペンと乳(16) 予防接種

 初回は4本、やっぱり大泣き

 生後2カ月になったら始まる予防接種。昔より種類は増えているようで、初めの方はほぼ毎月受ける計算だ。しかも1回に打つ数が4本や5本と多く、驚かされる。同じワクチンを複数回打つものもあり、1回目を打ったら一定期間を空けないと接種できないため、うまくスケジュールを組まないと対象年齢のうちに終わらないらしい。大変だ。

 小児科に電話で予約し、予防接種デビューは生後2カ月と1週間後に決まった。初回は公費負担の「インフルエンザ菌b型(ヒブ)」「小児肺炎球菌」「B型肝炎」と、任意接種で口から飲む「ロタウイルス」の計4本。大人も1本の注射ですら嫌な思いをするのに、生まれて2カ月でいきなり4本とは…。経口のものがあるため、接種2時間前に授乳を済ませておくよう言われた。まだ頻繁に授乳していた時期だったので、直前に欲しがるのではという不安もあった。

 小児科に到着。体温を測ったり同意書にサインしたりして順番を待った。診察室に通され、最初に経口ワクチンを飲み、その後両腕と右足に3本を打った。1本目で予想通り真っ赤になって泣いた。経口のものはどうしても「べぇ~」と出してしまうため、全部飲めなくてもよしとされているそうだ。激しく泣く様子は見ていてつらく、代わってやりたいが、こればっかりは代わったら意味がなくなるもんなぁ…。

 診察室を出ても泣きやまないわが子。すると、待合室にいたほかの赤ちゃんたちに伝染してしまったようで、あちこちから泣き声が聞こえてきた。連れている母親たちと、顔を見合わせて大笑いした。赤ちゃんがいるだけで知らない人とも一緒に笑い合えるってすごいなぁと思った。

 ちなみに翌月は5本、翌々月も3本を接種した。小さな体でよく頑張っている。まだまだ先は長い予防接種ラッシュ、しっかり見守ってやろうと思う。

2018年11月3日 無断転載禁止