ゆったりと「シッカク踊り」 高山小(大田)の児童ら披露

「シッカク踊り」を奉納する児童たち
 大田市水上町の水上神社に平安時代から伝わるとされる県無形民俗文化財の田楽「シッカク踊り」の奉納がこのほど、同神社の例大祭に合わせてあり、近くの高山小学校の児童たちが、五穀豊穣(ほうじょう)を祈って古式ゆかしく踊った。

 シッカク踊りは、十二支になぞらえて、12番まで踊る素朴な舞。地元住民らでつくる「水上町郷土芸能保存会」が保存と継承に努めている。

 この日は、児童12人が青や茶色のそろいの衣装やたすきを身に着け、頭には編み笠などを乗せて集まった。境内で楽器の「ささら」や太鼓を鳴らしながら「シーッ、シーッ」と合いの手を入れ、互いに向き合ったり、列になったりと立ち位置を変えて踊り続けた。

 ゆったりとしたテンポの踊りを、保護者や氏子ら約30人が熱心に見守った。4年の益田嘉壱君(10)は「多くの人の前で緊張した。これからも頑張って踊りを続けたい」と話した。

2018年11月5日 無断転載禁止