女子ログ きちょうめん夫とズボラ妻

 私の夫は家事に協力的である。主婦の先輩方から「夫を仕込むには最初が大事」と助言されたのが功を奏したのかもしれない。

 夫の得意な家事は洗濯だ。その様子を見ていると私との性格の違いをつくづく感じる。ズボンを干すときは必ず裏返し、ポケットの内袋を表に出す。色あせを防ぎ、早く乾かすためだと分かっていても、私はつい面倒でそのまま干す。干してりゃそのうち乾くでしょ、というスタンスである。

 洗い物でも、夫は水切りカゴに入っている食器を先に棚に戻し、私はシンクにたまった食器を片付けたくて先に洗い物に手をつけてしまう。すぐ戻るからと私が部屋の電気をつけっ放しにすれば、夫はその後を追うように電気を消す。一方、洗濯物が全く畳めない夫に対し、私は畳み方をそろえケースに整列しないと気が済まない。そんな逆パターンもあるが、要するに性格も行動も正反対なのだ。

 ただ今私は、出産のため里帰り中。実は私の両親も似たような関係性で、家事に関して時折衝突している。ただ両親は、お互いの違いを認め補い合うことでバランスを取っているように見える。夫婦ってそんなものなのだろう。

 結局洗濯物畳みは仕込めなかったが、夫はなんとか家事をこなしているはずだ。今後も気持ちよく家事をしてもらうために、夫のやり方を否定せず感謝を忘れないようにしたい。

 (境港市・コフィー)

2018年11月5日 無断転載禁止