1680本の菊で「ウエルカムボード」 邑南・矢上高にお目見え

1680本の菊で彩られたウエルカムボードの前で作業をする教員(左)と生徒2人
 1680本の菊で彩られた大きな「ウエルカムボード」が、島根県邑南町矢上の矢上高校にお目見えした。同校の創立70周年を記念し、産業技術科の3年生2人が制作。「矢高70」の4文字が表され、2.5メートル四方の1文字は菊で埋め尽くされている。

 同科植物コースの日高柾さん(17)と山岡崇さん(18)が課題研究で、ボードに使用する菊の栽培を4月に開始。文字は赤色、縁は黄色、その他は白色で表現することにした。パソコンでデザインを決めてから、土台となるパイプ(縦5メートル、横10メートル)を組み、1文字分当たり420本を使った。

 2人は授業時間に加え、朝や放課後にも作業を重ね、6日に完成した。

 最初はできるか不安だったという日高さんは「菊を一本一本挿し木する地味な作業もあった」と振り返った。自然の中で暮らしたいと東京都杉並区から来た山岡さんは「休みの日は寮から水やりに通った。最後までやり遂げることができた」と話し、邑南町での思い出になった様子だった。

 同校では、矢高生が語る未来フォーラム(10日)▽産業祭(11日)▽創立70周年記念式典(17日)-と地域住民が来校する行事が相次ぐ。2人の力作は、記念式典まで校舎前の駐車場に展示され、来校者を出迎える。

2018年11月7日 無断転載禁止