西日本豪雨 被災地を激励 江津で人形劇公演 園児ら心癒やす

人形劇団の舞台を楽しむ園児たち
 西日本豪雨の被災地を激励しようと、島根県出身者が代表を務める人形劇団の公演が27日、江津市桜江町小田のさくらえ保育園であった。園児や地域住民ら約90人が、ほほえましい劇を楽しみ、心を癒やした。

 さくらえ保育園周辺は7月の豪雨で近くを流れる江の川や支流の河川が氾濫し、家屋や田畑が浸水した。保育園に大きな被害はなかったものの、園児3人の自宅が漬かり、今も住宅再建の途上にあるという。

 公演は、東京都を拠点に活動する劇団「おいっちに」(神津久美子代表)が「3匹のこぶた」を上演。人形遣いが操る子ブタやオオカミが、特設舞台の上で愛くるしく動き回る様子を、子供たちは歓声を上げながら見入った。

 子ブタの着ぐるみと触れ合う時間もあり、子供たちは勢いよく抱きついたり、話しかけたりした。

 大橋結ちゃん(5)は「人形劇を初めて見たけど、とても面白かった」と笑顔を見せた。

 おいっちにの神津代表(65)=松江市出身=は「江の川沿いの樹木が今も横倒しになっているのを見て、被害の大きさを実感した。舞台を見た子供たちに喜んでもらえて良かった」と話した。

 公演は、県ケーブルテレビ協議会が設立20周年の記念事業の一環で企画した。

2018年11月27日 無断転載禁止

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