イシグロ氏「長崎訪問心待ちに」 市民へ伝言、ノーベル文学賞受賞

 カズオ・イシグロ氏

 昨年ノーベル文学賞を受賞した長崎市出身の英国人作家カズオ・イシグロ氏(64)が、市民宛てに「近いうちに長崎を訪れることを心待ちにしている」などと記した文書を、メールで市に送っていたことが分かった。市が29日、明らかにした。

 「『長崎』と聞くといつも、特別な感情が起こる」と始まるメッセージは、5歳の渡英時までを過ごした市内の路面電車や自身が通った幼稚園を回顧している。「私の一部はいつも長崎にある」ともつづっている。

 長崎市によると、市内で今月中旬、田上富久市長がイシグロ氏について語るイベントがあり、市側が事前にメッセージを依頼。イシグロ氏は快諾したという。

共同通信社 2018年11月29日 無断転載禁止