ナマハゲなど無形文化遺産に決定 「来訪神」8県10行事

 秋田県男鹿市の「男鹿のナマハゲ」(同市提供) 「来訪神 仮面・仮装の神々」の無形文化遺産登録が決まり、握手を交わすユネスコ日本政府代表部の山田滝雄大使=29日、ポートルイス(共同)

 【ポートルイス共同】インド洋の島国モーリシャスで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は29日、「男鹿のナマハゲ」(秋田)や「甑島のトシドン」(鹿児島)など8県10件の行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録すると決定した。鬼の姿などをした異形の「神」が家々を毎年回るという、日本の伝統行事が世界的な評価を得た。

 いずれも厄災を払って幸福をもたらすとされる10件だが、過疎化や少子高齢化に伴い、神に扮する担い手の確保が課題となっている。各地で保護の取り組みが進められており、遺産登録が今後の活動の弾みになることが期待される。

共同通信社 2018年11月29日 無断転載禁止