温泉津ふれあい館閉館 大田・運営三セク解散で 再開へ市と地元が協議

12月から一時閉館となった温泉津ふれあい館
 大田市温泉津町小浜の国道9号沿いにある飲食物産店「温泉津ふれあい館」が30日で一時閉店となった。運営する第三セクターが同日付で解散したのに伴う措置。施設は当面、大田市が管理する。来春の営業再開を目指し、地元事業者が活用方法や運営の在り方について同市と共に協議を進める方針だが、営業再開は未定という。

 同館は1991年、情報発信と地場産品の販路拡大を図ろうと旧温泉津町が建設した。レストランや販売スペースなどがある。大田市と合併後の2006年度からは同市が出資する第三セクター「ゆのつ」が指定管理者として運営してきたが、業績は当初から厳しく、累積損失は約4600万円に達した。ゆのつは6月の株主総会で、11月末の解散を決めていた。

 ゆのつで社長を務めた小川商店(大田市温泉津町温泉津)の小川良知会長によると、地元の若手事業者を中心に活用策の議論が進んでおり、「着実に再開できるよう支援したい。行政も出資者として責任を果たしてほしい」と、積極的な参画を望む。

 市産業振興部の尾田英夫部長は「来春が目標だが、それより早く新たな営業ができるよう地元と協議を進めたい」と述べた。

2018年12月1日 無断転載禁止

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