松江城マラソン5012人挑む 国宝眺め42.195キロ力走

国宝の松江城天守を背に力走する選手たち=松江市殿町(日高敏彦撮影)
 島根県内で14年ぶりのフルマラソン(42.195キロ)となる「国宝松江城マラソン2018」(松江市、島根陸上競技協会、山陰中央新報社、国宝松江城マラソン実行委員会主催)が2日、松江市中心部や宍道湖、中海を巡る日本陸連公認コースで初めて開かれた。山陰両県を中心に全国各地と香港から参加した5012人が、水都の美しい自然や文化を感じながら挑んだ。

 好天に恵まれ、カラフルなウエアやキャラクターの衣装に身を包んだランナーは午前8時45分、松江市総合体育館前(松江市学園南1丁目)をスタート。天守が国宝の松江城や宍道湖を眺めながら市街地を一周した後、中海沿いを反時計回りに進んだ。

 沿道の住民は温かい声援を送って励ました。「弁慶生誕の地」をうたう終盤の本庄地区では、住民が弁慶の衣装を着てランナーとハイタッチするなど交流。弁慶に扮(ふん)した月坂守保さん(68)=松江市邑生町=は「この日のために住民で協力して準備した。おもてなしと本庄のPRができた」と笑顔だった。

 完走した岡山市の公務員、浜下修一郎さん(50)は「宍道湖や中海の景色がきれいで、声援も力になった。来年も走りたい」と汗を拭った。

 男子総合は2時間27分16秒で池本大介さん=(33)=米子市、自衛隊米子、女子総合は2時間48分45秒で俵千香さん(35)=福岡県、TEAM R×L=が制した。

2018年12月3日 無断転載禁止