女子ログ 便利なのに不便

 年賀状を準備する時季になったので、パソコンを立ち上げ、今年もらった年賀状の住所とパソコン内のアドレス帳を確認、機械的な作業に没頭しデータの修正を完了しました。昔は手書きで宛名書きしていたから、この作業はなかったよなと思い出すと、テレビの特集を思い出しました。

 「通販で買い物するようになったが受け取りに追われる」「カーナビを使うと道を覚えない」「パソコンで文章を書くので漢字が書けない」「携帯電話がないと電話番号を覚えていないので電話できない」など便利になったが、逆に不便に感じることがあります。

 便利なことは増えているが、本当に豊かに生活できているのかと考え、あえて不便にして利益を得ることを考えている人たちを紹介していました。

 社員のコミュニケーションを増やすため、スマホではなくガラケーを使うと奨励金を出す会社。バリアフリーではなくあえて“バリアアリー”にして、入居者のリハビリを促す高齢者施設。不便なことは時間や手間がかかることがありますが、かかるぶん価値があることにつながるのではないかと言っていたと思います。

 年賀状は一気に印刷してしまいがちですが、昔のように一枚一枚相手の顔を思い浮かべつつ、宛名や一言を書くゆとりを持ちたいと思いました。

 (出雲市・もとわ)

2018年12月4日 無断転載禁止