きれい 朱紅色の羽 出雲のトキ 15日から公開

ケージ内の止まり木から飛び立つトキ=出雲市西新町2丁目、市トキ分散飼育センター公開施設
 出雲市が4日、市トキ分散飼育センター(島根県出雲市西新町2丁目)に設けた新施設で、来週末から試験的に一般公開する国の特別天然記念物トキの雄4羽を報道陣に公開した。15日から28日まで見学できる。

 環境省や佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)と協議して選んだ4羽は、2005年から14年にかけて生まれた。このうち2羽は出雲で分散飼育中で、残る2羽は、公開のため佐渡から10月下旬に移された。

 警戒心が強いトキは、普段はケージ内の止まり木にいることが多いが、時折、羽ばたいてトキ色と呼ばれる薄い朱紅色の羽を見せ、餌場でどじょうをついばむ姿も見られるという。飼育を担当する市農業振興課の梶谷房生課長補佐は「きれいなトキ色を見てもらい、これまでの佐渡の皆さんの(繁殖への)努力の跡を感じてほしい」と話した。

 試験公開は午前10時~午後3時。繁殖期を経て、来年7月1日からの本格公開を予定する。

2018年12月5日 無断転載禁止