山陰の民話 電子書籍化 研究家の酒井さん発売

電子書籍「島根・鳥取の民話とわらべ歌」を紹介する酒井董美さん=松江市大正町
 とんと昔があったげな-。民話研究家の酒井董美(ただよし)さん(83)=松江市大正町=が、山陰両県の伝承者が民話を語り、わらべ歌を歌う様子を収録した電子書籍「島根・鳥取の民話とわらべ歌」を発売した。明治、大正、昭和を生きた古老が、山陰の原風景を連想させるとつとつとした語り口と穏やかな歌声で、込められた教訓や思いを伝えている。

 酒井さんは中学教諭だった1960年に民話などの収集を始め、島根大教授や出雲かんべの里館長を歴任した。電子書籍は、2010年刊行の「さんいんの民話とわらべ歌」(ハーベスト出版)が収録する計36の民話と、わらべ歌を音声と文章で紹介。音声は講演会などで披露することはあったが、形としてまとめたのは今回が初めてという。

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2018年12月6日 無断転載禁止