浜田市立第二中学校 あなたが大切だから

ほっとサロン浜田のメンバー(手前)と懇談する浜田市立第二中学校保健委員会の生徒たち
 浜田市立第二中学校(浜田市原井町、大野勝義校長)では年5回、生活習慣調査を実施し、健康な体作りを進めています。その中で、朝食の欠食率や24時以降の就寝の割合がやや高く、平成28年度から保健委員会が文化祭で生活習慣の改善を働きかけています。

 平成29年度は「がん教育」の視点を取り入れ、「がん」についての全校生徒の意識調査を実施し、生活習慣の改善に取り組みました。その中で、浜田市が島根県の自治体で唯一、がん検診の無料化を実施していることを知り、市地域医療対策課と連携し、浜田市の児童生徒にもそのことが理解できる資料を作成しました。この資料は市内の各学校のがん教育に活用されています。

 本年度は、地域医療対策課からがんサロンさんとの交流会を設定していただき、夏休みに保健委員会のメンバーが訪問し、文化祭にはがんサロンの皆さんを招待し、交流会の様子をステージ発表しました。

 今年は日本対がん協会60周年にもあたり、がん支援ソング『あなたが大切だから』も全校で歌い、来校された地域の皆さんにがんサロンを紹介する機会にもなりました。12月にはクリスマスの交流会も予定され、今後も交流を継続したいと考えています。

 がんサロンさんとの交流会で学んだ「命を大切にして生きること」を胸に、生活習慣を整え、元気いっぱいの二中生を目指します!!

(養護教諭・田渕直子)


がんサロン交流会に参加して

ほっとサロン浜田のメンバーのがん体験を真剣な表情で聞く保健委員会の生徒たち
知識や思い 正しく理解して 1-1 松井みなも

 私はがんはとても怖い病気だと思っていましたが、サロンの皆さんの話を聞いて、治すことができる病気なんだと分かりました。がんという病気で大変なのに、サロンの皆さんが明るくて優しい方たちばかりだったので、とてもすてきだなと思いました。

 自分がもしがんになっても、このがんサロンのような場所があればいいなあと思いました。皆さんのがんに対する思いを知ることができたし、がんについて知らなかったことなどを教えてもらって、とてもいい勉強になりました。がんサロンでの体験を11月の文化祭で全校のみんなに伝えたい、みんなもがんについて正しく理解してほしい、と思いました。

 私は、がんを治療している人がいたら、がんサロンへの参加を勧めて、元気になってほしいし、この交流会は保健委員会の活動として継続できればいいなと思いました。


「本当に今病気なの」と驚き 1-2 広瀬 遼太

 がん体験者の方々との交流会に参加したことは、とても貴重な体験となりました。

 参加する前は、がんになられた方たちとはどんな人たちなんだろう?と思っていました。サロンに着くと、皆さんが笑顔で僕たちを迎えてくださったので、「この人たちは本当に今、病気なのだろうか?」と驚きました。

 がんと聞くと怖い病気というイメージですが、サロンの皆さんの話を聞いていると、自分の体のことを心配しながらも、前向きに生きておられることが分かりました。いつ、誰ががんになるかは分からないけれど、もし自分ががんになっても、皆さんから教えてもらったように前向きに生きていきたいと思います。

 陸上部の僕は陸上大会100メートルで島根県1位になり、中国大会では8位に入賞しました。これからも健康な体で、タイムが良くなるように頑張りたいです。


がんサロン交流会で闘病について話をするほっとサロン浜田のメンバー
検診で早期発見・早期治療 1-2 能美千帆美

 がんサロンの皆さんとの交流会で思ったことは、がんは必ずしも死ぬ病気ではないということです。

 がんサロンと聞いて、最初はどんな雰囲気なんだろうと思っていましたが、皆さん明るい方ばかりで、しかもがんという病気と前向きに付き合っておられることを知り、感動しました。

 もし私ががんになっても落ち込んだりせず、前向きに考えて過ごしたいと思いました。がんは治らないことがあっても、「治る」と信じて生きることが大事なんだと思いました。

 私は夏休みに首にぐりぐりのようなものが二つあるのに気付いていましたが、がんサロンの方の話を聞いた後、何か病気ではないかと心配になり、すぐに受診しました。そして、お医者さんから「大丈夫」と言われて安心しました。大人になってもがん検診を受け、早期発見・早期治療を心掛け、健康な体で過ごしたいです。


がんに対する見方変わった 3-1 松井 貴壱

 今回のがんサロンの皆さんとの交流会で、がんに対する見方が変わりました。がんは怖い病気というイメージがありますが、サロンの皆さんはネガティブに考えず、明るく楽しく暮らしておられることを知りました。

 夏休みの24時間テレビでもがんを宣告された人の話がありました。その方は「何で自分ががんになったんだろう」と悩み、つらかったそうですが、今は明るく前向きに生きていると話されていて、がんサロンの皆さんと同じ考えでした。

 がんは二人に一人の人がなる病気だけど、治療法もどんどん進んでいます。がんという病気をあまり悪く考えないようにしたいと思いました。

 島根県の自治体では浜田市だけががん検診を無料にして予防に取り組んでいることを、昨年の文化祭の保健委員会の発表で知りました。がん検診は必ず受け、予防したいと思います。


がんサロン交流会に参加した、ほっとサロン浜田メンバー(前列)と浜田二中保健委員会の生徒たち(後列)
明るく元気あふれる雰囲気 2-1 北川 隼人

 交流会はとても楽しかったです。病名ががんということで暗いイメージがあったのですが、サロンはとても明るく元気あふれる空気で、お話を聞きながら初めて知ることも多く、とても有意義な時間でした。

 がんを治療している方から「食中毒の方が危ない」(免疫が落ちているから気を付けている、ということのようですが…)と言われた時は、「へぇー、そうなんだ」と驚きました。

 僕は水泳部で1500メートルで島根県2位になり、中国大会に出場しました。しっかりご飯を食べて、今よりもっとパワフルに泳ぎたいです。


誰も前向きな気持ちで感動 2-2 松川 大輝

 図書館にある『がんの教科書』を読んだことがあり、今や二人に一人ががんになることを知っていました。今回の交流会に参加して、がんサロンの皆さん誰もが前向きな気持ちを持っておられ、とてもすごいなと思いました。

 サロンに参加される皆さんをボランティアでサポートされている方たちもおられ、もし僕の身近な人ががんになったら、同じように支えてあげたいと思いました。

 今回のがんサロンの皆さんとの交流会はとても良い企画だったと思いました。そして、がんサロンって大事な場所だと思いました。


居心地が良くて温かい場所 3-2 谷口さくら

 今回がんサロンの皆さん方とお会いし、私たち中学生よりも楽しそうにおしゃべりしておられる姿に驚きました。

 それぞれががん体験を話されている時でも、他の方は話を最後までよく聞いてうなずき合っておられましたが、お互いが同じようなつらい症状を経験されているからなのだろうな、と思いました。

 私はちょうど塾に行く日だったため、途中で帰りましたが、もっといたいなぁと思える、居心地の良い温かい場所でした。これからも二中生とがんサロンの皆さん方と交流を続けていきたいと思いました。


文化祭でがん支援ソング『あなたが大切だから』を歌う生徒たち
逆にたくさんの勇気もらう 3-1 岩田 琴美

 今回の交流会に行く前に、がんで亡くなった私のおじいちゃんががんサロンに行っていたことを、お母さんから聞いていました。

 がんサロンの活動について話してもらっていた時、たまたまおじいちゃんの写真を見つけました。サロンの皆さんから「あなたは三隅の村田さんのお孫さんなの?」とおじいちゃんの話を聞き、おじいちゃんのことを思い出して泣きそうでした。

 交流会で話を聞いている時も、私たち二中生が、がんサロンの皆さんから逆にたくさんの勇気をもらったように思います。私の祖父母はがんで亡くなりましたが、おじいちゃんはがんサロンでしっかりサポートしてもらっていたんだな、と思いました。

 私は、この夏休みに医療センターの看護学校の医療体験に行きました。病気になった人をサポートすることは、治療する上で大事なことなんだと思いました。

2018年12月6日 無断転載禁止

こども新聞