松江・城北の住民有志 子どもの遊び場づくりに励む

伐採した竹を運ぶ中田光俊代表(左端)ら地域住民
 松江市城北地区の住民有志が子どもの遊び場づくりに取り組んでいる。千手院(松江市石橋町)の裏山で生い茂る竹を伐採し、遊歩道を整備。幼児や児童が泥んこになって駆け巡る場所を目指し、活動に励んでいる。

 活動を進めているのは「城北地区に子どもの遊び場をつくる会」で、月に1度、保護者や地域住民が集まり作業する。

 「子どもたちの遊び場が意外と少ない現状に気づいた」と6年前に広島市からIターンした中田光俊代表(36)。自身と同じ小学生の子どもがいる親が、車で菅田公園(松江市学園2丁目)や北公園(同市学園南1丁目)に行っている状況を知り「気軽に歩いて行ける場所につくりたい」と昨年5月に会を立ち上げた。

 城北公民館の仲介で千手院裏山に定め、中田代表が大北哲也名誉住職(82)に趣旨を説明。賛同を得て、今年5月から約千平方メートルの一部の作業を始めた。竹やぶを切り開くのに苦労したが、陽光が差し込むまで伐採を続けた。

 このほどあった活動では、参加した10人が草刈り機で道を整備し、伐採した竹を運搬した。中田さんの長男で、一緒に作業する城北小学校3年の晴渡君(9)は「今までは遠くに行っていたけど、すぐ近くで遊べる。サッカーや野球をしたい」と笑顔で話した。

 今後は地域住民の意見に耳を傾けながら整備を進める。中田代表は「地形を生かし、自然が学べる場所にできれば」と、子どもたちが生き生きと遊ぶ姿を思い描いた。

2018年12月6日 無断転載禁止