木札火にくべ 願い成就祈る 津和野・太皷谷稲成「火焚祭」

燃えさかる炎の中に木札を投げ入れる神職
 願い事が書かれた木札を燃やし、心願成就を祈る「火焚(ひたき)祭」が8日、島根県津和野町後田の太皷谷稲成神社であった。雪が舞う境内で、参拝客から1年間に奉納された火焚串約5千枚を神職が炎の中に投げ入れた。

 本殿での神事の後、境内中央に設けられた、ヒノキの枝で囲った高さ1メートルのやぐらに角河和幸宮司が点火。神職たちの大祓(おおばらい)の声が響く厳かな雰囲気の中、角河宮司らが「家内安全」などの願い事や参拝者の名前が書かれた木札を次々と投入した。

 祭りは2004年から行われており、火の霊力によって罪障をはらい、心身を清め、活力を与えるとされる。

 同神社では大みそかの31日、1年の罪やけがれをはらう大祓式と除夜祭を行い、新年を迎える。

2018年12月10日 無断転載禁止

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