松江・天神町と白潟 にぎわい復活へ カフェレストラン開設

店内を紹介する角美紀店長
 松江市中心部の商店街のにぎわいを取り戻そうと、1972年創業の青山珈琲(松江市天神町)の角美紀店長(40)が、隣町にある大正時代建築の出雲ビル(同市白潟本町)地下1階にカフェレストラン「天白縁(てんぱくえん)」を開設した。天神町と白潟本町を結ぶ拠点になってほしいと両町の頭文字を取って命名した。「人と人とのつながりを感じ取れる場にしたい」と願いを込める。

 角店長は天神町出身で、幼少時は白潟本町を含め商店街を駆け回った。「誰もが顔見知りでいろいろな話ができた。今の子どもたちに、人とつながる大切さや楽しさを伝え、将来Uターンしたいと思える場所にしたい」とカフェレストランの開設を思い立った。

 1925年建築の出雲ビルは、松江市で最初の鉄筋コンクリートビルとされ、地下1階は「B1(ビーワン)」と呼ばれ、かつて人気のライブハウスがあった。夫の保則さん(41)は若い頃、バンドを組み、角店長は友人のライブを見に訪れたという。かねて夫婦でカフェレストランを開設するのが夢だったとし「思い出の場所にオープンできた」と喜ぶ。

 約100平方メートルの店内にテーブル11卓を備え、約50人を収容する。本格的コーヒーに加え、ハンバーグやパスタなどこだわりのメニューを振る舞い、時間を忘れられる空間を提供する。角店長は「店舗を活用したイベントも考えている。この場から人と人の縁が広がり、地域活性化につなげたい」と青写真を描く。

 日曜と祝日は定休。問い合わせは天白縁、電話0852(27)5337。

2018年12月25日 無断転載禁止

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