名古屋・丸栄の外壁タイル保存へ 愛知、岐阜のミュージアム

 閉店した名古屋市の老舗百貨店「丸栄」の外壁にあるモザイクタイル画=8日午後

 昨年6月末に閉店した名古屋市の老舗百貨店「丸栄」の外壁にあるモザイクタイル画の一部を、INAXライブミュージアム(愛知県常滑市)と多治見市モザイクタイルミュージアム(岐阜県多治見市)に保存する方向で検討が進んでいることが8日、分かった。

 丸栄の建物は近代日本を代表する建築家の村野藤吾が設計し、日本建築学会賞を1954年に受賞しており、保存を求める声が上がっていた。外壁タイルの保存規模や譲渡時期は未定。建物の解体工事が完了する2020年3月末までに作業を進める。

 洋画家・東郷青児デザインの絵のエレベーター扉も入札を実施し、収蔵先が決まったことも分かった。

共同通信社 2019年1月8日 無断転載禁止