新日鉄住金の次期社長が会見 元徴用工訴訟言及せず

 新日鉄住金の次期社長に決まった橋本英二副社長(右)。左は進藤孝生社長=10日午後、東京都千代田区

 新日鉄住金は10日、橋本英二副社長(63)が4月1日付で社長に昇格するトップ人事を発表した。橋本氏は東京都内で記者会見し「世界総合力ナンバーワン(の鉄鋼メーカー)は十分達成可能だ」と述べ、海外事業の拡大に強い意欲を示した。鉄鋼の需要増が見込まれるインドなど新興国の市場開拓を目指す。韓国最高裁が同社に賠償を命じた元徴用工訴訟については言及を避けた。

 新日鉄住金は粗鋼生産量で世界3位。橋本氏は、同社が4月1日に社名変更して発足する「日本製鉄」の初代トップとなることに「身に余る大役で、全力を尽くす」と強調した。

共同通信社 2019年1月10日 無断転載禁止