安来節保存会 新春恒例の「唄い初め会」 日ごろ磨いた芸披露

唄い初め会で絃を披露する新名人の佐々木偉市さん(右)
 民謡・安来節の「唄(うた)い初め会」が10日、島根県安来市古川町の安来節演芸館であった。昨年11月、4年ぶりの絃(げん)(三味線)の最高段位・名人に選ばれた佐々木偉市さん(86)さん=大東支部=をはじめ、会員ら約150人が出演し、日ごろ磨いた芸を披露した。

 全国に62支部、会員約3千人を抱える安来節保存会(会長・近藤宏樹安来市長)の新春恒例行事。上位昇格者の免状授与式もあり、佐々木さんのほか、唄、絃、鼓(つつみ)、踊(おどり)の各部で准名人と大師範に昇格した12人が免状を受け取った。

 式後の公演で、上位昇格者と県内外23支部の代表者などが自慢ののどや演奏、踊りを披露。父の影響で絃を始め、60年以上稽古に励んだ佐々木さんは「名人に選んでいただき光栄。体が続く限り精進したい」と話し、軽妙なリズムと張りのある音色を会場に響かせ、観客から大きな拍手を浴びた。

 このほかの上位昇格者は次の皆さん(かっこ内は支部名)。

 【准名人】▽唄 渡部香寿子(本部道場)2代目高山保子(松江)

 【大師範】▽唄 弓浜マキ子(本部道場)松崎祥江(同)小早川盛世(仁多)小豆沢玲子(松江)日野いくえ(米子)福原由美(広島)▽鼓 一宇川耕士(本部道場)小池孝子(同)▽絃 橋本邦明(広島)▽踊 寺尾源造(関西)

2019年1月10日 無断転載禁止

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