大坂選手刺激に飛躍誓う プロテニス2年目・細木選手

プロに転向して2シーズン目を迎える細木咲良選手=松江市上乃木9丁目
 テニス女子で松江市出身の細木咲良選手(18)=原商=がプロ2シーズン目を迎える。昨シーズンはトッププロが参戦するツアーへの登竜門となる大会を転戦。思うように勝てずにもがきながら、7月に準優勝するなど手応えも感じた。目指すは初優勝、そして将来の四大大会出場だ。「応援してくれる人たちのためにも、もっと結果を出したい」。郷土の後押しを背に飛躍を誓う。

 2016年の全国高校総体の女子個人シングルスで優勝した実績を持ち、18年3月にプロ転向した。低い弾道のショットを武器に挑んだ国際テニス連盟(ITF)サーキット大会では、勝ちたい気持ちが打ち急ぎにつながってミスをし、予選敗退が続いた。

 転機は7月の香港での大会。父・秀樹さん(44)から「何も考えずにプレーしておいで」とアドバイスされた。1点をどう取るかに集中してコートに立ち、予選で2連勝。初めて予選を突破して本戦に進出し、決勝も0-6、0-3から粘ってフルセットに持ち込んだ。優勝は逃したが「自分のプレーができた」と話し、プロとして戦う手応えを得た。

 大会出場は月1、2回に抑え、残りは兵庫県と松江市で1日6時間の練習に充てる。身長159センチと海外選手に比べ小柄で、サーブの速度やパワーが劣るため、足の位置やラケットの出し方などフォームを見直し、ボールの回転力を追求している。

 昨年12月にはテニス人生で初のけがを経験した。右足首の軽度の捻挫で、バランスボールの上でボールを打つなどリハビリを続ける日々。満足に練習できない分、「テニスって楽しい」と改めて実感できた時間だった。時折、軽い痛みがあるものの、試合形式の練習ができるまで回復し、2月中旬の大会での復帰を目指している。

 今月21日付のITFランキングは265位。26日に全豪オープン女子シングルスで初優勝し、四大大会2連勝の大坂なおみ選手(21)にも「21歳であの舞台にいる。精神力がすごい」と刺激を受ける。

 3月には19歳になる。「努力しないと勝てない。今は努力をする時期」と言い聞かせ、前進を続ける。

2019年1月27日 無断転載禁止

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