大田市内の小学校で「出張IT体験講習」 プログラミングの基礎学ぶ

真剣な表情でIT講習を受ける児童たち
 2020年度のプログラミング学習必修化を見据え、島根県大田市が市内の小学校で「出張IT体験講習」に取り組んでいる。市内に事業所のあるIT企業に事業委託して実施。図形描画やゲーム制作の基礎を学ぶ内容で、28日には同市大田町の大田小学校で講習があり、児童たちがプログラミングの楽しさに触れた。

 講習は、18日の久手小学校(大田市久手町)を皮切りに、市内各地の学校に広げていく計画。大田小では今回、5年生の3クラス計79人を対象とし、市の委託を受けた日本ワイドコミュニケーションズ(東京都)とアットゴー(同)2社の社員、「いわみプログラミング少年団」の高田清秀代表が講師を務めた。

 児童たちはまず、アニメのキャラクターを動かす作業でプログラミングの基礎を学び、続いて正三角形から正方形、五角形、六角形まで、さまざまな多角形の描画に挑んだ。

 図形が複雑になるにつれて思い通りに描けず、児童たちは互いに相談しながら角度の設定の微修正などを繰り返し、成功すると「描けた!」「すごく面白い」と歓声を上げた。

 花田峻坪君(11)は「これからはゲームをする時も、どうやって動いているのか考えながらやるようにしたい」と話した。

 大田市内ではIT企業の進出が相次いでいるほか、大田高校(大田市大田町)が22年度の必修化に先駆けてプログラミング学習をスタートさせるなど、地域を挙げてIT教育の振興、人材育成の動きが広がっている。

2019年1月28日 無断転載禁止

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