吉賀・真田のゆるキャラ「ごんごんじい」 イベントに引っ張りだこ

子どもたちからの人気も高いゆるキャラ「ごんごんじい」
 2017年に誕生した島根県吉賀町真田地区のゆるキャラ「ごんごんじい」が存在感を高めている。町内唯一のゆるキャラで、地域に伝わる神様をモデルにした愛らしい姿が人気を博し、町内外のイベントから出演依頼が舞い込むなど引っ張りだこ。地元でも住民有志がテーマソングを制作するなど、町を挙げてPRに努めている。

 「ここまで人気が出るとは思わなかった。特に子どもからの人気がすごい」。地区住民たち27人でつくる「ごんごんじいで地域を元気にする会」の世話人代表で発起人の山田幸則さん(66)が、1月下旬に広島市内であった島根県の物産展で活躍するごんごんじいの姿を見て目を細めた。

 ごんごんじいは、親の言うことを聞かない子どもを叱ると伝わるしつけの神様の化身。地域おこしを狙い、自治会メンバーの身内のプロマンガ家にデザインを依頼して完成した。

 イベント出演は月2、3回ほどで、町内の行事や、同地区の真田グラウンドであるサッカー試合の応援などが中心。一方で、18年10月には浜田市観光協会の依頼で、浜田港への大型客船寄港の際に駆け付けるなど活動の場を広げている。

 地元住民の支援も厚い。バス・タクシー事業者の六日市交通(吉賀町立河内)は、保有するバス7台の車体に、ごんごんじいのイラストのステッカーを張って運行。村上智孝社長は「ステッカーを見た園児らからも好評で、人気の高さを実感する。町の看板キャラとなるよう応援していきたい」と話す。

 18年9月には、町内の小学校教員らがテーマソング「レッツごんごんじい」を制作。今後は振り付けを考案し、イベントなどで町民と一緒に踊りを楽しむという構想もある。

 夢は、日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」への出場。山田さんは「ごんごんじいで子どもが喜ぶ顔を見て地域全体も元気になっている。今年はさらに多くのイベントに出演していきたい」と意気込んだ。

2019年2月12日 無断転載禁止

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