実践成果発表や新聞社活用提言 出雲、関係者らセミナー

学校教育でのより良い新聞活用法について意見交換する参加者たち
 教育に新聞を活用するNIEの冬季セミナーが23日、出雲市斐川町上庄原の山陰中央新報製作センターであった。県内八つの実践校が成果を発表し、学校や新聞社の関係者約30人がより良い新聞の活用法について意見交換した。

 実践1年目の松江市立古志原小学校の伊東孝之教諭(32)は、国語から図工まで幅広く新聞を教材として使うとともに、必要な記事を学校図書館の司書が準備して教員の負担軽減を図っていると報告した。

 さらに、子ども新聞を回し読みする「新聞タイム」や、日直の児童が気になった記事を紹介する「新聞スピーチ」、実践校に無償提供される各紙を自由に読める「新聞コーナー」の設置といった取り組みも紹介。「世の中の出来事に興味がなかった児童が関心を持ち、自ら新聞を手に取るようになった」と話した。

 意見交換ではNIEの成果を高めるため、担当教員だけではなく学校全体で活動したり、新聞社を積極的に活用したりした方がいいという声があった。

 セミナーは県NIE研究会、県NIE推進協議会が年4回開いている。セミナーやNIEに関する問い合わせは山陰中央新報社内の同協議会事務局、電話0852(32)3305。

2019年2月24日 無断転載禁止

こども新聞