鳥取大付属病院 特定看護師3人誕生 研修終え修了式

鳥取大医学部付属病院での看護師特定行為研修を修了した看護師たち
 昨年6月に開講した「看護師特定行為研修」の修了式が15日、米子市西町の鳥取大医学部付属病院(原田省病院長)であった。女性看護師3人が医師の手順書の範囲内で、薬剤投与量の調整や人工呼吸器の設定変更といった医療行為ができるようになった。

 研修は山陰両県では初めて実施し10カ月間、いずれも同病院の看護師が学んだ。医師の負担軽減や患者の迅速なケアにつなげる。

 特定の医療行為ができる看護師は国が2015年に制度化。鳥取大医学部付属病院は18年に、山陰両県で初めて研修機関に指定された。第1期生として手術部、心疾患集中治療室(CCU)、集中治療室(ICU)の看護師が受講。手術後の痛みに対する鎮静剤投与量の調整や気管チューブの位置調整といった医療行為を身に付けた。

 修了式で原田病院長が3人に修了証を手渡し「研修で習得した専門性の高い技術や知識を職場で発揮し、活躍してほしい」とあいさつした。3人を代表し、ICUの山田真美さん(44)が「研修を生かし、患者の状態に応じた医療が提供できるよう尽力する」と謝辞を述べた。

 山陰両県で特定医療行為ができる看護師は17年度末時点で島根14人、鳥取4人。今月末時点で鳥取は9人になる予定。

2019年3月16日 無断転載禁止

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