宍道高 はんが甲子園出場 新潟・佐渡島で18日開幕

予選突破した作品を手に本選での活躍を誓う(左から)江角菜央さん、岡田鮎香さん、一ノ瀬樹さん
 宍道高校(松江市宍道町宍道)の3人が、全国の高校生が版画の腕前を競う18日開幕の「第19回全国高校版画選手権大会(はんが甲子園)」に出場する。舞台は版画文化が根付き「版画の島」で知られる新潟県佐渡島。3日間、島内を巡って文化や歴史、自然、島民に触れて作品を仕上げる。3人は「現地の人の声を反映した作品を生み出したい」と意気込んでいる。

 はんが甲子園は高校生の創作意欲を高め、住民などとの交流を深めるのを目的に、同大会実行委員会が2000年度から開く。3人一組で木版(86センチ、55センチ)を完成させる。

 出場するのは、3年次生の一ノ瀬樹さん(19)と2年次生の岡田鮎香さん(18)、江角菜央さん(17)。宍道の出場は初めてとなる。

 3人は美術の授業で「季節の移ろい」をテーマにした縦横20センチの版画を作成。一ノ瀬さんは水中のマリモが扉の隙間から見え隠れする様子を表現し、岡田さんは牛乳パックを貼り付ける「コラグラフ」という手法を用いて、残暑と初秋の肌寒さを感じられる作品を仕上げた。江角さんは誕生月の星座のいて座から着想を得て、馬のひづめをモチーフにした版画を彫った。

 3人は1月にあった予選の団体部門に、授業でそれぞれが作り上げた力作を応募し、全国51チームの中から本選に出場する14チームに選ばれた。一ノ瀬さんは「佐渡島に住む人の生活が感じ取れる作品にしたい」と話した。

2019年3月16日 無断転載禁止

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