女子ログ 初めての香港

 米子空港から行った初めての香港。

 香港映画でみる、あの薄くて白いランニングや半袖の肌着を求めて、ブルース・リーも愛用したという肌着店へ行った。薄いのだけでなく、厚手のもある。白はもちろん、らくだ色もかわいい。長袖もいい。「これとこれのMサイズをください。これも!」とうきうきショーケースに並んでいる肌着を指さした。

 店員さんは「これはあなた用?」と苦い顔。「はい」と答えると、「あなたには小さい」と、いつのまにやら4人の店員さんに囲まれ、私の体にMサイズを当て、「小さい。小さい」と言い合う。Lサイズが出てきた。いやいや、それは大きい。Mサイズだって、少し大きいようにみえる。反対を押し切り、あきれられ、Mサイズを買った。

 夜、ホテルに戻り、買った肌着を着てみると、生地の目が詰まっており、全く伸びない。急に成長してサイズが合わなくなった小学生の体操服みたいな肌着を着た私が鏡に映っていた。

 香港には、明け方まで甘いものを食べられるお店がある。ホテルから徒歩40秒のところにも、行列のできるおいしいお汁粉屋があり、3日間深夜に毎晩通った。おわんになみなみと入ったお汁粉に、白玉を追加。Lサイズになったのは、そんなことをしていたからだろうか。

 (鳥取県八頭町・桃子)

2019年4月8日 無断転載禁止