女子ログ 令和に誓う

 新しい元号が「令和」に決まった。「平成」が始まった時、小学6年生だった。「昭和」が突然終わり、平成になった当時は違和感しかなかった。子どもながらに生まれた時から使われていた昭和になじんでいたのだろう。

 だが、令和は違った。聴いたそばからしっくりきた。最初はなぜだか分からなかったが、出典がこれまでの中国の古典ではなく、日本の古典である万葉集からの言葉だと知り、納得した。日本人の耳に届きやすいのだと思った。

 私が経営する店の名前は、ペンネームにもしている「香具礼(かぐれ)」という。この言葉も、万葉集の古語で「寄り集まる」という意味があるそうだ。

 店のシンボルマークは梅で「梅の花のように明日への希望を咲かせる国でありますように」との令和の意味と共通点があり、勝手ながら新元号には親近感を感じている。

 今秋、友人の助産師たちと産後ケア事業を始めるが、応援されているような気持ちになった。

 日々をなんとなく送るのではなく、生かされていることに感謝して、今を大切に生きて行こうと改めて思わせてくれた令和だった。

 (出雲市・かぐれフミ)

2019年4月9日 無断転載禁止