まるでピンク色の雲 飯南・張戸お大師桜 見頃

満開となった推定樹齢200年の張戸お大師桜(中央)
 島根県飯南町頓原地区の張戸(はりど)集落にある推定樹齢200年の「張戸お大師桜(だいしざくら)」が満開になり、地元住民や県内外から訪れた花見客がピンク色の雲のような花に見入っている。

 張戸お大師桜は、高さ約30メートル、幹回り3.7メートルのヤマザクラの巨樹。根元に弘法大師を祭ったほこらの大師堂があることにちなんだ呼び名で親しまれている。風のない早朝には、田んぼの水面に木の姿が映り、人々を魅了している。飯南町が7年前からインターネットで紹介して以来、広島県や岡山県、愛媛県などからも花見客が訪れるようになった。

 今年も例年並みの4月17日に開花し、快晴に恵まれた21日に満開となった。北隣の推定樹齢100年のヤマザクラとともに花見客が記念撮影を楽しみ、ゆったりと観賞した。

 広島市安芸区の主婦児島ちづ子さん(72)は「今春、初めて来た。きれいな写真が撮れて良かった」と笑顔を見せ、桜を所有する農業戸田雅之さん(63)は「年々、来る人が多くなり驚いている。交流人口が増えるきっかけになればうれしい」と話した。24日ごろまでが見ごろという。

2019年4月23日 無断転載禁止

    • マイベストプロ
    • マイベストプロ島根 マイベストプロ鳥取マイベストプロ