島根県高校総体 卓球男子団体 出雲北陵 貫禄V10

【卓球男子団体決勝・出雲北陵―松徳学院】団体10連覇に貢献した出雲北陵の山本駿介(奥)・山本歩組=松江市総合体育館
 第57回島根県高校総合体育大会後期第2日は31日、県内各地で14競技があり、卓球男子団体は今春の全国選抜大会で3位だった出雲北陵が10連覇を果たした。女子は明誠が15連覇した。

 ソフトテニス個人で男子は永原遥太、津田知紀組、女子は松浦杏奈、永海知夏組が頂点に立ち、松江南が男女優勝した。フェンシング男子団体は安来が13連覇。剣道団体は男女ともに大社が制した。

 後期第3日は1日、サッカー、バレーボール、アーチェリーなど19競技がある。


全国3位の力示す

 インターハイの表彰台を見据える卓球男子団体の出雲北陵が、初戦から全試合ストレート勝ちで最初の関門を突破した。3月の全国選抜大会で島根県勢初の3位に入り、高まる期待という重圧をはねのけ、山本駿介主将は「予選(県総体)は何があるか分からない。素直にうれしい」と安堵(あんど)した。

 全国選抜の好成績で変わったのは周囲の見方だった。「予選は余裕だろう」と思われ「気持ちの高め方が難しかった」と古瀬泰之監督。自信が過信にならないよう、地力で上回る全国の強豪と試合を重ねて意識を高め、「10連覇に挑戦」を合言葉に団結した。

 決勝の相手はともに全国選抜に出た松徳学院。第1シングルスの山本駿が相手の多彩な変化系のサーブに対し丁寧なレシーブを徹底して制し、第2シングルスの1年原田哲多も勝利。ダブルスの山本駿・山本歩組も終始レシーブがさえ、我慢強さが光った。

 選手は愛知や広島からの越境入学で、中学部員も含めた14人が古瀬監督宅に下宿。古瀬監督が「ファミリー」と呼ぶチームが、どこにも負けない結束力を武器に真夏の戦いに挑む。

2019年6月1日 無断転載禁止